「レストラン角家」のオムライス @名古屋市西区浄心

角家さんの旨いオムライスになぜソースがかかっているかを勝手に論ずる！

西区の浄心にある定食屋さん「レストラン角家」さんにランチで行ってきました〜。

ナゴレコでも角屋さんの記事を先行して書いています。

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nagoya-meshi.com

もしよかったら読み比べてみてください！

入店したのは11時半オープンから間も無くですね。

入った時の印象は食堂というより飲み屋！ってイメージが強いですね〜。
壁一面に広がっている黄色い札がそんな印象を強くしているのかも。
この段階で期待しかないですね♪

言ったらなんでも出てきそうな品揃え！

ランチメニューです。

やっぱり日替わり定食が1番出ている感じでしたが、どの定食も満遍なく注文が入っていましたね〜。

僕はオムライス680円を決め打ちで注文〜。
店員さんに少し時間がかかる事を伝えられます。もちろんOKです。
接客がいいですね〜。接客の技術がどうこうではなく、
見ているだけで常連さんに愛されてる感が伝わってきますね。
お店とお客さんの距離感が心地良いですよ。

しばらく待ってご提供〜。
でっか！
パンパンですね♪
改めて見ても旨そう（笑）
大判の薄焼き卵がキレイにロールされているのがたまらんですね♪
そして最初からどばっとかけられている中濃ソース。
この時点で僕は
「へぇ〜ソースなんだ〜」
くらいでしたが、
食べた後の感想は
「ソースじゃなきゃダメですね〜」
に変わっていました！
そのあたりはもう少し先で！

それではいただきます！
ぱくり！
うんまああい！

チキンライスはケチャップたっぷりの濃いめの味付け。
この濃厚さはチキンライスっていうよりナポリタンライスって言った方がしっくりくるかも♪
ケチャップをしっかり炒めてあるので酸味が飛んで甘味が強く感じられます。
この甘味と中濃ソースの酸味がバッチリの相性！たまらんです♪

でもここで疑問に思った方も多いと思います。
なぜケチャップではなくソースなのか。
しかもウスターソースじゃなくて中濃ソースなの？と。

ここからは完全に僕の仮説です。
僕の勝手な角家のオムライス論ですので、適当に読んでくれればいいです。

オムライスって旨いんですけど、味が最初から最後まで一辺倒ってとこが最大の欠点だと思うのです。
それに加えてこのビッグサイズ！どうやって最後まで飽きさせないで食べてもらうか…
そのためには通常だとケチャップをかけるところにソースでしょ、ってところはよくある流れ。
その際、ウスターソースを選択してしまいがちなのですが、
ウスターは粘度が低いので全体に広がっちゃうんですよね。そうすると結局単調な味になってしまいます。

その点、中濃ソースはウスターソースととんかつソースのいいとこ取りをしたようなハイブリッドなソース。
ウスターの酸味ととんかつソースのとろみが同居しているんですよね。

「ソース無しの部分を味わったから次の一口はソースのかかった部分を攻めてみよう。さらに次はソース多めでいってみようかな」
なんて感じでね。

程よい酸味で味のバランスを整えて、程よい粘度で食べ手側である程度味をコントロールしてマンネリを防ぐ！
これにはやっぱり中濃ソースがベストチョイスでしょうね。

仮にこのオムライスになにもかかってないまま提供されて、
途中で味を変えたくなった場合、
素人の僕ならウスターソースをどばっとかけて、
結局1度の味変のみで頑張って食べきる事になっていたと思います。

そこをあえてお客に選択肢を与えるのではなく、最初から中濃ソースをかけて提供する。
これは熟練のファインプレイと言わざるを得ませんね。
そう、まるで打つ前に飛んでくる打球の位置を予測して守備位置を変え、
右中間に抜ける当たりを難なく取ってしまう元中日の名手英智の様なそんなファインプレイ。

まとまったのかなんなのか分からないですが、理解してもらえたでしょうか。
要はいろいろ考えてベストは中濃ソースだったってことです。

ここまで僕の勝手な角家のオムライス論でした。
クレームは角家さんご本人からのみ受け付けます（笑）

そんな事を考えているうちに完食。
すごいボリュームでしたが飽きずに最後まで美味しく食べる事ができました。
ごちそうさまでした。